江戸時代から昭和初期にかけて紅花取引が盛んだった村田。時は流れても古き時代の面影は、現在へと静かに伝えられ、豪勢な店蔵と重厚な門が連なる景観は人の目と心を魅了しています。かつての賑わいを映し出すこの蔵の町並みは保存状態も良く大変貴重であることから、平成26年9月に宮城県で初めての国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。村田コースは道の駅村田を発着とし、序盤は伊達家が紡ぐ歴史や村田に伝わる伝説に触れることができます。木々の緑や沢のせせらぎを感じながら歩を進めると、小高い丘では雄大な蔵王連峰を大パノラマで眺望できます。中盤の姥ヶ懐地区には蕎麦処が点在しており、自然豊かな景色の中で格別な蕎麦を食べ比べすることができます。町中心部へ戻ってくると「みちのく宮城の小京都」と呼ばれる蔵の町並みがお出迎え。町有数の豪商「やましょう」の邸宅は、国の重要文化財に選定され「村田商人やましょう記念館」として蔵や屋敷を見学できます。また、蔵の観光案内所「村田町ヤマニ邸」では観光の案内だけでなく土産品の販売なども行っています。スタート地点の道の駅村田に戻ってきた後は、特産品のそら豆を使用したアイスクリームやうどんなどのそら豆加工品、朝採りの新鮮野菜など地場産品を取りそろえた物産コーナーでのお買い物や、レストランにて疲れた体をリフレッシュすることが出来るのも村田コースの魅力です。
※拡大してご覧ください
レストラン城山
営業時間 昼11:00~17:00
休/第2・第4月曜日(祝日の場合は翌日)
そら豆うどん、海老天丼、ラーメン
民話の里 ふるさとおとぎ苑
営業時間 昼11:00~14:00
休/毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
そば
千寿庵
営業時間 昼11:00~15:00
休/毎週月・火+第三日曜日
そば
けんちゃんち
営業時間 昼11:00~15:00
休/火・水・木・金
そば
和風レストラン一祥
営業時間 昼11:30~14:00 夜17:00~22:00
休/毎週月曜日
そば
※2023年11月現在の情報です。詳しくは各施設にお問い合わせください。
・仙台市内(仙台宮城IC)から約40分
・山形市内(山形北IC)から約50分
・東京方面(川口JCT)から約3時間20分
8月には「フルーツコーン」と呼ばれる「味来(みらい)」が収穫期をむかえます。粒が柔らかく精度が高いのが特徴です。
6月に最盛期をむかえる村田町を代表する名産品。麺やアイスなどの加工品もあります。
宮城を代表する名酒「乾坤一(けんこんいち)」。上品な香りや米の旨み、コクとキレ。バランスのよいおいしさを感じられます。
蔵王山麓から流れる水を宮城県産の大豆と米。さらに厳選した塩で作る、無添加で良質な味わいの味噌です。
北海道産大豆を原料に、蔵王山系の澄んだ水で仕込んだ納豆。納豆を使ったお菓子やパスタなど、新しい商品づくりも注目されています。
自然豊かな景色の中で、格別な蕎麦をどうぞ。町中心部や姥ヶ懐地区など、町内にそば処が点在しております。食べ比べをしながらお気に入りの一杯を見つけるのもおすすめです。
村田町は、宮城県の南部に位置し、仙台市など3市4町に隣接しています。南に白石川が流れ、西に蔵王山系の山々を望む、自然環境に恵まれた地です。
重要伝統的建造物群保存地区に選定された「蔵の町並み」は、それぞれの店蔵に違った特徴があり、様々な楽しみ方で散策することができます。家族で盛り上がるお楽しみスポットもあり、東北最大級のモータースポーツ施設「スポーツランドSUGO」では大迫力のレースや家族や友人と楽しめるレンタルカートで遊ぶことができます。
また、全国でも有数の生産量を誇る村田の特産品「そら豆」や、フルーツコーンとも呼ばれる「味来」は、超人気商品のため、土日ともなると朝から大行列になります。
この地に800年あまり続く「布袋まつり」では、山車の上で柔和な表情を見せる頭の長い特別な「ほていさま」がお目見え。村田町ならではの姿は、長年町民に愛されています。
江戸時代後期から昭和初期にかけて様々な商いを行った町有数の豪商・村田商人「やましょう」を含む店蔵と蔵の空店舗に宮城県はもとより東北・関東中心の陶芸家が一堂に介し、陶器の展示・販売が行われます。
国内に6ヶ所しかない国際公認レーシングコースを保有する総合モータースポーツ施設。レース観戦をはじめ、オートバイやカート体験が楽しめます。
村田町まちづくり振興課 TEL. 0224-83-2113